

一条工務店の契約から引き渡しまでの流れってどんな感じなの?

家づくりに必要なお金や流れについて紹介します!
この記事はこんな人にオススメ!
この記事を読むと分かること
一条工務店で家を建てるのに必要なお金と期間
一条工務店での家作り
一条工務店を契約した方、これから契約しようか検討している方、一条工務店を契約してから引き渡しまでの流れについて簡単に紹介します。
一条工務店は一ヶ月に行える上棟数が決まっています。
初めに仮の上棟日を押さえる必要があります。
そして、その上棟日へ向けてスケジュールを調整しながら打ち合わせを行う形です。
最短でも契約から引き渡しまで10ヶ月程度かかります。

仮の上棟日より実際の上棟日が遅くなることはあっても、早くなることは基本的にありません。
こういったことがあると、否応なしに上棟が延期される可能性があります。
コロナウイルスの影響は一条工務店だけが受けたわけではなく世界的に影響があったので、よほどのことが無い限り施主都合以外でスケジュールが延期になることはないです。
しかし、現在はウッドショックの影響もあり、工期が遅れているハウスメーカーもあるみたいですね。
それでは、早速契約から引き渡しまでの流れについて紹介します。
契約してから引き渡しまでの流れ

① 契約

契約金:100万円

現金で100万円必要です。
契約前に【地盤調査】や【見積確認】などがあります。
一条工務店初回の打ち合わせ時の【見積確認】については別記事で紹介しています。
一条工務店は耐震性には非常に強いこだわりをもっているので【地盤調査】は念入りに行われます。
一条工務店は契約前に【地盤調査】などを行う都合上、本契約前には土地が決定していることが条件になります。
契約時のポイントが、契約時の見積書の坪単価が着手承諾時に適用される可能性があること。


これは重要ポイントです!
しっかりと押さえておきましょう!
✔坪単価についての一例
契約時の坪単価60万円、着手承諾時に坪単価65万円に上がっていた場合でも契約時の坪単価60万円で建物を建てることが可能
契約時:坪単価60万円 建坪数 40坪の場合の建物費用 2,400万円
着手承諾時:坪単価65万円 建坪数 40坪の場合の建物費用 2,400万円(本来ならば2,600万円必要)
例えば数年後に家を建てる予定がある人も早めに契約する方がお得に家を建てることができます。
※一条工務店がある程度負担してくれるので…
② 敷地調査

契約後は【敷地調査】を行います。
敷地には様々な法的な規制があります。
建ぺい率や容積率なんかは耳にしたことがある方もいるかもしれませんね。
建築関係申請以外にも農地転用申請などの各種申請が必要な場合は、早めに準備すると吉。
申請には長くて半年程度時間がかかります。
我が家は畑を宅地に農転するのに半年くらいかかりました。
費用も3桁万円かかりますので注意。
③ 打ち合わせ

要望や法的制限を考慮しながら基本となる間取りプランを作っていきます。
初めの打ち合わせに臨む前に設計士さんが施主希望の建坪数で基本プランを作ります。

どの程度のサイズの家にするかを事前に決めておきましょう!
間取りに対して様々な要望があると思います。
しっかりとまとめて打ち合わせに臨むといいですよ。
インスタグラムで「♯一条工務店」で検索すると膨大な投稿が出てくるので、参考にしてみるのもオススメ。
我が家の打ち合わせ内容についても参考にしてみてください。
記事内では打ち合わせの際のポイントも紹介しています。
打ち合わせ回数に上限はないので、気の済むまで何回でも行ってくださいね。
ちなみに私もこの後何回か打ち合わせしています。
打ち合わせが完了すると、これまで打ち合わせで決めてきたことの確認である【最終仕様確認】を行います。
打ち合わせ内容で決めたことに本当に間違いがないか、念入りに確認してくださいね。
これをベースに家が建てられます。
④ 着手承諾

いよいよ家づくりも後半戦スタート。
預り金:80万円
着手金:工事請負金額の1/3 - 契約金(100万円)
【着手承諾】時には一千万円以上のお金を用意しておく必要があります。
【着手承諾】時には融資が完了しているといいのですが、そうでない場合は”つなぎ融資”を利用します。
”つなぎ融資”とは住宅ローンの手続きが終わるまでの間に必要になる資金を一時的に融資するもの。
住宅ローンの審査が完了し、金融機関から融資の内諾を得ていることが条件です。

つなぎ融資は金利が高いので、できる限り住宅ローンを早めに用意しておくといいですね。
工事着手承諾書に署名と捺印を行うと、着手承諾完了です。
その後の仕様変更は原則できません。
厳密にはできることもあるのですが、【着手承諾】後の仕様変更には別途費用が発生することがあります。
十分に図面と睨めっこ、間取りを熟考した上で【着手承諾】を行ってください。
⑤ 融資申込

住宅ローンの申込を行い、金融機関にて融資を行ってもらいます。
この時に「どの金融機関を選べばいいのだろう?」と悩むことがあると思います。
それぞれの金融機関の住宅ローンの特徴を比較・検討し、自分が気に入った住宅ローンを選択してくださいね。
固定金利、変動金利、ペアローン、自分に合ったモノを見つけましょう。
このタイミングでどの火災保険に加入するのかを検討するのもありです。
⑥ 着工

近隣住民の方へ挨拶をしておくと吉。
【着工】にはこれらの書類が必要になります。
住宅ローンを組んだ金融機関や家を建てる市町村が発行するので特に施主が動く必要はないです。

地鎮祭を行う場合は【着工】のタイミングで行います。
【着工】では建設予定地に盛り土を行ったり、土留めを行ったりして土地を整えます。
この工事を”1次外構工事”といいます。
土地の状態によって”1次外構工事”費用が大きく変わります。
また、上棟時には資材置き場や駐車スペースとなる部分も造成します。
土地を整えた後、基礎を造っていきます。
意外と知られていないことが一条工務店には【基礎の監督】がいるということ。
基礎は家のベースとなる部分ですのでとても大切な部分。
それ専属の監督がいるのはとても心強いですね。
着工から約1ヶ月後に【上棟】、約4ヶ月程度で【引き渡し】になります。
⑦ 上棟

上棟金:工事請負代金の1/3
【上棟】では数日にわたって屋根まで一気に組み上げます。
一条工務店は壁や浴室がユニットとして準備されているので、それをクレーン車で吊り上げて所定の位置に配置していきます。

工事現場を見学したいときは事前に営業さんへ連絡を入れる必要があります。
ふらっと行って、勝手に工事現場に入るのは絶対にやめましょう。
危険です。
⑧ 完了検査

最終金:残金全額
【完了検査】は建築主事・指定確認検査機関が行います。
これを終えるとようやく引き渡しです。
施主である方もタイルの欠けや床の汚れなどを確認できますが、施主検査を行いたい場合は事前に営業さんに確認を取っておきましょう。
指摘した部分は工事業者が修正してくれます。

施主検査にはチェックリストがあると便利!
最終金の振込が一条工務店側で確認できた時点で【引き渡し】です。
⑨ 引き渡し

待ちに待った【引き渡し】です。
【引き渡し】後に”引き渡し確認書”に署名をして、【引き渡し】完了です。
その後、土地家屋調査士が建物の登記登録を進めます。
同時期に建物が建築基準法に適合しているかを確認する完了検査が行われます。
【着手承諾】時に支払った”預り金”は諸費用の支払いが完済した時点で精算されます。
約20~40万円は返金されます。
【引き渡し】後のアフターメンテナンスは24時間体制で受け付けているので安心してください。
【引き渡し】後、多くの人が”2次外構工事”で門柱を建てたり、駐車場を造成したりすると思うので、実際に住めるのは【引き渡し】から少し後になります。
別記事で【引渡し前に準備しておきたいこと】について紹介しています。
参考にしてみてください。
【まとめ】契約から引き渡しまでの流れ

契約から引き渡しまでずいぶんと長いように感じますが、実際に家の打ち合わせが始まるとあっという間に家が建ちます。
事前に準備をしておくことで後悔のない家作りを行いましょう。
最初の打ち合わせが本当に大切です。
そこで家作りの8割は完了しているといっても過言ではありません。
一条工務店は1ヶ月あたりの上棟数が決まっているので、上棟が希望のスケジュールで行えない可能性があります。
余裕を持って家作りを進めてくださいね。
皆さんが引き渡しまで無事完了し、住み心地の最高な一条工務店のお家で生活できることを願っています。
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