施主検査に必要な持ち物を教えて!
しっかりと準備して、完璧な家を引き渡しして欲しい。
そのために事前準備をしておきましょう!
この記事はこんな人にオススメ!
この記事を読むと分かること
施主検査のポイント
引き渡しを控えた方へ
家づくりもいよいよ大詰めです!
新居をできる限り綺麗な状態で引き渡してほしいというのは、家を建てた人全員が願うことです。
施主検査のポイントを押さえることでより良い状態で家を引き渡しされましょう!というのが今回の記事の狙い。
しかし、施主検査といえど具体的にどんな持ち物を準備したら良いのか、どこをチェックしたら良いのかが分からないのが現実。
そこで今回は施主検査の持ち物やポイントについて分かりやすく解説します。
施主検査に使用できるチェックシートも作っていますので、ダウンロードして活用してくださいね。
【一条工務店】施主検査について
施主検査は現場監督の竣工検査の後に行われます。
一条工務店の場合は監督に事前に施主検査を行いたい旨を伝えておくとグッド。
施主本人から施主検査を行いたい旨を事前に伝えておかないとできない場合があります。
監督によっては施主検査を直ぐに終わるものだと思っている方がいます。
事前に2~3時間程度かかる旨を伝えておきましょう。
一条工務店の監督は一人で何軒も担当しているためとても忙しいです。
監督が次の予定を入れており満足に施主検査を行うことができなかったということを防ぐためにとても大切です。
施主検査の持ち物
意外と持ち物が多いので施主検査は2人以上で行うことをオススメします。
●図面・仕様書
図面は建築図面と電気図面の2種類を用意しておきましょう。
着手承諾後に一条工務店から郵送されてくる図面や仕様が載った冊子を準備しておけばOK。
コンセントの位置や住宅設備の位置が合っているのか、打ち合わせ時に指定した照明の型番は合っているのかなど図面と仕様書を照らし合わせて確認してください。
間違っているかも知れないという視点で確認することが大切。
●施主検査チェックシート
施主検査の確認項目を記載したチェックシートがあると確認漏れが無くなるためとても便利。
筆者が作成したチェックシートは下記からダウンロードできます。
エクセルファイル、PDFファイルの両方でダウンロード可能です。
お好みの方をダウンロードして活用してくださいね。
Excelファイルは仕様が合うようにアレンジして活用ください。
●スマートフォン
スマートフォンは手鏡や懐中電灯の代替として使用します。
低い位置の確認の際にスマホのインカメラを使うと覗き込む必要が無いので便利。
暗い部分を照らすためにも使用できるので汎用性の高いスマホは施主検査に必須。
●マスキングテープ・付箋
補修して欲しい場所に貼り付けるためにマスキングテープは必須。
マステを貼るだけでは補修箇所が分かりにくい部分には、付箋に補修内容を書いて貼ることで対応してください。
監督と補修箇所を確認しながら行うと、監督が補修箇所を図面に書き込んで施主検査の後に業者の方に伝えてくれます。
●メジャー
住設が指定した高さとなっているのか確認するために用意。
100均で購入できるもので十分です。
事前に新居で使う家具のサイズを測定しておくことで家具を新居へ置いた時のイメージもわきます。
●充電器
コンセントの通電確認のために充電器を使用します。
スマホに充電ケーブルを事前に刺しておいて、各部屋のコンセントに刺します。
その際にコンセントの位置が電気図面と合っているのかも同時に確認してください。
検電器を使用することでコンセントの通電確認を行えますが、個人的には充電器があれば十分。
●タオル
蛇口の通水確認後の水の拭き取りに使用します。
通水確認後に水の拭き取りを行わないと水垢になります。
引き渡し時に悲しい思いをしないためにタオルは必須です。
●ウェットティッシュ
汚れなのか傷なのかを判別するために使用します。
拭いて取れるモノは汚れですのでマステを貼る必要はありませんが、傷の場合は補修してもらう必要があります。
傷の場合はマステや付箋を貼り付けましょう。
床や住設の場合は拭く際にあまり気を付ける必要はありませんが、クロスは汚れが染み込む可能性があるので注意。
●脚立
高いところの確認のためにあると良いです。
自分で用意するのは大変ですので監督に事前に必要なことを伝え、準備してもらいましょう。
施主検査のポイント
施主検査は限られた時間で【どこを】【どのように】確認するのかを明確化する必要があります。
確認漏れをできる限り減らすためにいくつかのポイントを押さえておきましょう。
時計回りでも反時計回りでもどちらでも良いですが、回る方向を決めて確認しましょう。
回る方向、確認する順序を明確にすることでできる限り確認漏れを防ぎます。
施主検査は時間がかかります。
家が大きい場合はなおさらです。
そこで監督と行う施主検査の前に外回りだけでも施主のみで事前確認を行っておきましょう。
地面に工事残留物が落ちていないか、外壁のタイルに割れや汚れが無いのかなど確認すべき点は多いです。
施主検査当日には事前に確認しておいた外回りの補修箇所を監督に伝えるだけにしておくと大幅な時間削減ができます。
そして、最後に一番大切なこと。
【疑問に思ったことは必ず質問すること】。
これは補修可能なのか?ここが気になる!など気になったことはガンガン質問しましょう。
【まとめ】施主検査について
今回は施主検査に準備しておきたい持ち物やポイントについて紹介しました。
施主検査は竣工検査後に行われる引渡し前の確認を行うための最後の砦。
チェックシートを活用することでできる限り確認漏れを防ぎましょう。
引き渡し後に後悔しないためにも隅々まで確認しましょう。
今回の記事が参考になると嬉しいです。
施主検査検査が終わると、いよいよ引き渡しです。
別記事で引き渡し前に準備しておきたいことについて紹介しています。
参考にしてみてください。