

火災保険ってどのくらいが妥当な金額なの?
オススメの火災保険があるなら教えて欲しい
今回はこのような疑問について解決します。
住宅を建てたり、中古住宅を購入するとほとんどの人が加入する【火災保険】と【地震保険】。
住宅に万が一のことがあったら補償してくれる火災保険。
非常に心強いですね。

でも、身近で実際に住宅の火災が発生した例って聞いたことありますか?
総務省のサイトを確認すると、令和元年の建物火災の発生件数は21,003件/年でした。
1日当たり約60件の建物火災が発生していることになります。
日本には住宅が6,000万戸以上あります。
その中の火災発生件数が21,000件/年ということは、火災発生件数自体は住宅戸数の0.03%以下にしか満たないことになります。
そして出火原因の大半が『たばこ』や『たき火』の火の不始末による火災です。
これらのデータから言えるのは、【住宅で火災が発生するのは非常にレアケース】であるということです。
火災保険は長期契約(最長10年)にして、一括で支払うほど割安になります。
とは言っても、保険の種類にもよりますが10年間で10~30万円は支払うことになります。
契約年数 | 割引率 |
---|---|
3年 | 約10% |
5年 | 約15% |
10年 | 約20% |
火災保険は生命保険と違い必ず使用するときがある保険ではありません
一方で生命保険は人には寿命がありいつの日か死亡するので必ず使う時が来る保険です。
それに対して、火災保険は火災などの災害が発生しない限りは一生使用しない保険です。

では、ここで二択問題です。
あなたならどちらに加入しますか?
もちろんどちらの保険に加入するのも個々人の自由です。
この二択問題を頭の片隅に置いて、記事の続きを読んでみてください。
今回の記事では、二択のどちらのケースでも選択できるような火災保険について紹介します。
また、我が家の火災保険の見積についても紹介します。
アイスマート 40坪の火災保険の見積
オススメの火災保険の紹介
40坪 アイスマートの火災保険の見積

一条工務店で住宅を建てると火災保険提携先の【東京海上日動】から火災保険の見積とパンフレットが届きます。
大体引き渡しの1ヶ月前くらいに届くケースが多いです。
我が家は早めに火災保険を検討したかったので着工契約後に郵送してもらいました。
それでは、まず我が家の見積内容について紹介します。
見積内容
- 建物評価額:3,800万円(アイスマート40坪)
- 家財:500万円
- 保険期間:10年間
- 地震保険:5年間
- その他特約
こちらの内容で見積が届きました。
特に「火災保険をこうしてください」というような連絡はいれていないので、大半の方には建物評価額は違えど似たような補償内容での見積が届くと思います。
一条工務店と東京海上日動は提携しているので割引が利いています。

結果として、全ての内容が30万円を超える結果となりました。
一条工務店のアイスマートは耐震等級3、構造級別がT構造と非常に優秀な住宅であるにも関わらず、このような見積になりました。
火災保険は住宅の所在地や補償内容によって大幅に値段が変化するので、火災保険の相場がいくらという数値はないです。
1万円~30万円まで、またはそれ以上の人もいます。
耐震等級が高いほど地震保険の割引率が高くなります。
割引の対象は建物本体と室内に備わる家財のみです。
耐震等級 | 割引率 |
---|---|
耐震等級1 | 10% |
耐震等級2 | 30% |
耐震等級3 | 50% |
今回このような見積になったのにはいくつか理由があります。
- 建物評価額が高額
- 補償内容が盛り沢山
このような理由から保険料の見積金額が30万円を超える結果になりました。

もう少し安くすることはできないの?
もちろん見積金額を抑えることは可能です。
それは補償内容を削ることです。
しかし、ここで重要なことは保険料を節約するために必要な補償を削るのはNG!。
1度に支払う保険料を抑えたい場合は火災保険の契約期間を短くして支払方法を3年更新に見直すなどしましょう。

どのような補償内容を選択するかを考えるために最初に二択問題を行いました。
補償が盛り沢山の火災保険が良いという方は上記の我が家の見積と同様な火災保険を契約するのがベター。
家財の補償も付いているので非常に手厚い補償です。
補償内容を考える

補償内容を考えるためにはそれぞれの保障内容について理解する必要があります。
大きく分けて補償内容は5つに分類されます。
一般的な保険会社では【火災】と【風災】の補償が1セットで販売されていることが多いです。
火災の補償は言わずもがなですが、特に水災補償に関しては、市や町が発行しているハザードマップの洪水浸水想定区域に該当している場合はマストで加入した方が良いです。
火災保険の中で水災の補償が一番高額です。
しかし、近年の日本の水害状況を考慮するとハザードマップで危険地域に該当する方で加入しない人はいないと思います。
補償を削って節約できる保険料と被害に遭って受ける経済的なダメージを天秤にかけたときにどちらが重いかは歴然としています。
火災保険選びは必要な補償がしっかりと確保できているかに重きをおいて取り組むのが重要です。
とは言え、洪水浸水想定区域に該当しない場合は一条工務店の場合は【火災】以外の補償は必要ないと個人的には考えます。
火災保険の選び方については別記事で詳しく解説しているのでそちらを参考にしてみてください。
補償内容は大きく5種類
補償を削って安くするのではなく、必要な補償のみを付けて価格を抑えるのが大切
最終的にどうするのがベストか?


それぞれの家庭の事情や土地事情があるので、一概にこうするのがベスト!という火災保険はないです。
そこで私がオススメしたいのが【専門家に相談すること】。
実際にどのような火災保険に加入するのか決まっている人も迷っている人も一度相談してみるといいですよ。
近所に【保険の窓口】がある方は一度足を運んでみてもいいですね。

保険の窓口に行って相談している時間がないよ。
もっと簡単に相談できるところはないの?
もちろんあります。
インターネット上で全て完結する便利なものがあります。

それが【住宅本舗の火災保険一括見積もりサービス】です。
利用者数6万5千人を突破した火災保険の比較サービスです。
【最大16社】から一気に相見積を取得できるので、簡単に比較・検討できます。
一括見積請求は簡単なアンケートを入力するだけで、無料で【たった3分】で自分にぴったりの火災保険を選ぶことができます。
火災保険を検討中の方は参考にしてみてください。
実際に見積もりサービスを利用してみた感想


実際に私も見積もりサービスを利用してみました。
実際に【住宅本舗の火災保険一括見積もりサービス】で火災保険の見積を取ってみました。
アンケート自体は本当に3分程度で終わりました。
建物評価額や補償内容の範囲、住んでいる住所や新居が建つタイミングなど必要事項を記入するだけです。
アンケート回答内容
- 建物評価額:3,800万円
- 保険期間:10年間
- 地震保険:5年間
- 臨時費用保険金:損害保険金×10% or 100万円
我が家は水害の対象地域に該当していなかったので【水災】の補償は外しました。
実際に損保ジャパンから郵送されてきた見積がこちら⇓です。

やはり火災保険のみにすると費用がグッと下がります。
東京海上日動で補償盛り沢山の場合は30万円を超えるので、15万円以上安くなります。
しかし、ここで注意点。
10年間分の火災保険料を一括で支払うので、一年間に直すと15,000円安く、月に直すと1,250円程度です。

月1,250円高くても災害時に備えられるならば良いという方もいると思います。
大切なことは自分に合った補償内容を見つけることです。
保険選びは最低限の補償に絞るか、万が一に備えて補償を盛り沢山にしておくのか、究極の2択問題です。
自分に合った補償を見つけてくださいね。
【まとめ】アイスマート 40坪の火災保険について

今回は我が家の一条工務店 40坪アイスマートの見積について紹介するとともに火災保険の選び方について考えました。
住んでいる地域や個人の考えによって全員に平等にオススメできる火災保険は存在しません。
火災保険はそれぞれの考え方によって様々な補償を組み合わせて自分にぴったりと合った保険を作ることができます。
他人がこうしているからこれが良いというよりも、自分に合った火災保険を見つけることが大切。

我が家の場合は補償内容は【火災】のみにしましたが、【水災】や【家財】の補償が必要な人もいると思います。
様々な保険会社によって火災保険の内容や価格が多少なりとも違います。
もしも、どのように選ぼうか迷っている方は一度専門家に相談するのが良いと思います。
今回の記事が皆さんの参考になると嬉しいです。
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