

一条工務店と着手承諾を結んだけど、この後にかかるお金や必要な申請はどんなことがあるの?
このような疑問を解決します。
一条工務店と最終打ち合わせを終え、着手承諾を結ぶといよいよ着工を待つ身となり、営業の方と関わることも少なくなります。
それこそ書面上でのやりとりになっていきます。
今回は一条工務店と着手承諾を結んだあとの流れや必要なお金について紹介します。
この記事を読み終わると、安心して着工→引き渡しまで過ごすことができますよ。

着手承諾後は家の間取りや仕様変更を行うのが難しくなります。
絶対無理というわけではないですが、相当難しくなります。
着手承諾後の流れについて

おおよその流れは上記のような感じです。
我が家の場合は、着手承諾後から8か月後に引き渡し予定です。
家を建てるためにレッカー車を入れるための駐車場の確保、資材置き場の確保など土地を整地する必要があるため、基礎工事着工前に一次外構工事を行います。
その後、配置確認を行います。
この作業は工事を担当する責任者と施主の間で行われます。
施主は張ってある地縄の位置に間違いがないかを確認する必要があります。
配置確認のタイミングで地鎮祭を行うことになります。

打ち合わせの際に確認した配置図を基にして地縄が張られます。
思ったより施工面積が狭いと驚くことになると思います。
基礎工事を着工してから約1ヶ月程度で上棟を行い、みるみるうちに建物が完成していきます。
だいたい基礎工事着工のタイミングでインターネットの回線申し込みをするといいですよ。
申込から工事までタイムラグがあることがあるので、事前に段取りをしておくと上棟後のインターネット回線の工事がスムーズに進みます。
上棟から約二週間~一ヶ月後に【気密測定】が行われ、家の中にどれくらいの隙間があるのかを測ります。
【気密】はC値という指標で表され、数字が小さいほど建物に隙間が少ないことを意味しています。
C値やQ値などの高気密・高断熱の指標について詳しく知りたい方は別記事で説明しているので参考にしてみてください。
参考:C値・Q値・Ua値を知って賢く家づくり【数値が良いハウスメーカーランキング】
工事がスムーズに進めば上棟後3ヶ月で竣工検査が行われ、その後引き渡しとなります。
着手承諾後にかかるお金について

一条工務店で建物を建てる際には、工事請負費について約3回に分けて支払いが発生します。
外部工事費は外構業者や水道業者などに直接支払うので、一条工務店に支払う金額とはタイミングが異なってきます。
①預り金+着手金
最初に支払うのは【預り金+着手金】。
預り金は80万円と定額になっており、着手金は工事請負費用の1/3分の金額。
着手金と預り金は上棟予定日の75日前までに所定の口座に振り込む必要があります。
預り金はつなぎ融資利息の支払いや登記費用に使用されます。
80万円を全て使うわけではなく、使用せず余った分は建物費用に充当されます。
しかし、到底工事請負費用の1/3の金額を準備はできないと思いますので、大体の方が利用するのが住宅ローン。

着手承諾前には金融機関で住宅ローンの審査を行う必要があります。
どのタイミングで金融機関に行くなどは営業担当の方から連絡があるので安心してください。
住宅ローンの審査が通り、契約を行うとお金が口座に振り込まれるわけではないので注意。
【建築確認申請書】と呼ばれる書類がないとたいていの金融機関は融資を行ってくれません。
住宅ローンの融資のタイミングと支払いのタイミングがずれてくると使うのが【つなぎ融資】と呼ばれるもの。
一条工務店の場合は、「みずほ銀行」でつなぎ融資を行うことになります。
特に施主側で口座開設などをする必要はなく、書面での記入のみでつなぎ融資を受けることができます。
仮に1,500万円のつなぎ融資を受けた場合は一日当たり500円程度の利息がかかります。
②上棟金
上棟金も着手金同様に、工事請負費用の1/3分を支払います。
こちらについても融資が間に合わない場合は【つなぎ融資】で代用をすることが可能です。
③最終金
引き渡しのタイミングで工事請負費用の残金全てを支払います。
この後に建物と土地の登記を行い、ようやく住宅ローンが始まります。

夢の新生活を手に入れるとともに、35年もしくは40年間の住宅ローンを払う生活のスタートです。
【まとめ】【一条工務店】着手承諾後の流れや必要なお金について紹介

今回は一条工務店の着手承諾後の流れや必要なお金について紹介しました。
一条工務店は着手承諾後に3回に分けて支払いが発生します。
着手承諾や上棟などのタイミングでまとまったお金が必要になります。
住宅ローンは必ず返済できる金額に抑え、計画的な返済計画を立ててくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
一条工務店について色々紹介しているので参考にしてみてくださいね。
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