一条工務店で半二世帯住宅を建てたいけど、いくらかかるの?
一条工務店のスマートシリーズを契約した方の具体的な見積について紹介します。
この記事はこんな人にオススメ!
この記事を読むと分かること
ギネス世界記録を持つ一条工務店で半二世帯住宅を建てるのに必要なお金
本記事の見積内容
今回紹介する見積はインスタで交流のあった方からいただいた実際の着手承諾金の計画書です。
2021年にスマートシリーズ(※グランスマート)の半二世帯住宅の引き渡しを控えている方の着手承諾金です。
【グランスマート】50坪の着手承諾金
最初に結論から!
着手承諾金:施工面積52坪で合計6,000万円超!
今回紹介する方の住宅情報について紹介します。
半二世帯住宅というだけあり、施工面積が大きく立派な住宅です。
その分、工事費用等の全ての費用込々で6千万円を超える結果になっています。
家を建てる上でかかる費用
家を建てる=建物だけの費用でOKではありません。
建物代とは別で様々なお金が必要です。
一条工務店の場合は建物代×1.4倍ほど予算を考えておくといいですね。
仮に4,000万円が予算の場合は建物費用(土地込)は2,800万円くらいで考えておくといいですね。
※土地込みで2,800万円で一条工務店で建てるのは厳しそうですが…
① 建物費用
建物本体の工事費用の求め方:【 施工面積 × ㎡単価 】
私が契約した2020年時点では ㎡単価は20万前半でしたので、一年で㎡単価が5千円ほど値上がりしています。
1坪=約3.3㎡ですので、概算するとこの一年間で1坪当たり15,000円以上値上がりしています。
※㎡単価は地域間によってバラツキがあるので一概に言えませんが、これからも値上がりは予想されます。
今回紹介している建物単体での坪単価としては68万8千円。
坪単価は地域によって多少のばらつきがありますが、一条工務店の坪単価は67万円~70万円くらいと言われています。
これから物価の上昇によって更に坪単価が上がると言われています。
悩んでいる方は早めに契約・建てた方が吉。
② 建築申請/付帯工事費用
付帯工事費用は【屋外給排水】【雨水排水】【浄化槽】【ガス配管】にかかる費用の総称。
仮設工事 | 374,000円 |
屋外給水設備工事 | 240,800円 |
屋外排水設備工事 | 268,200円 |
屋外雨水設備工事 | 216,400円 |
残土処分費 | 589,400円 |
特別運搬費 | 822,000円 |
小計 | 1,984,400円 |
この部分にかかる費用は私達の意向で安くすることができる部分ではないです。
③ オプション費用
全てのオプションを紹介していると記事のボリューム大きくなるので採用されている中で代表的なモノを紹介します。
柱状地盤改良(ソイルセメント) | 1,455,300円 |
べた基礎 | 994,600円 |
全館さらぽか空調システム | 785,200円 |
ハイドロテクトタイル外壁全面貼り | 678,200円 |
勾配天井 | 312,000円 |
グレイスカップボード | 293,000円 |
小屋裏物入 | 287,500円 |
1Fオリジナルセカンドキッチン追加 | 278,900円 |
グレイスカップボード(家電収納タイプ) | 234,100円 |
オリジナルシャワールーム | 199,600円 |
スマートキッチンカウンター変更(天然御影石) | 150,000円 |
壁タイル貼施工(ストーングレース) | 113,000円 |
玄関ドア電気リモコンキー | 70,000円 |
標準仕様外のモノは全てオプション扱いとなります。
一条施主の方が選ぶオプションの中ではハイドロテクトタイルの採用率が特に高いです。
今回の見積の中で特に目を惹くのが【地盤改良費用】。
地盤改良費用が約150万円!
一条工務店の基礎の標準仕様は【布基礎】となっており、それ以外の基礎を採用する場合はオプション費用が必要です。
特に今回紹介している方は平屋なので基礎のサイズが大きく、地盤改良費用も高額になっています。
地盤改良費用がオプションの中で一番高額です。
土地の地盤が弱いと地盤改良費用が嵩むので、強い地盤の土地を見つけるのがマスト。
今回紹介する方は半二世帯住宅ですので、セカンドキッチンやオリジナルシャワールームがオプションに含まれています。
シャワールームが別であるというのは海外の豪邸みたいでめちゃくちゃ羨ましい。
玄関ドア電気リモコンキーを採用されていますが、このオプションはとても便利ですのでこれから家作りを始める全ての方に採用をオススメしたいオプション。
オプションについては別記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
一条工務店の営業さんから「あれもこれも標準仕様!」というような営業をされるときがありますが、標準仕様だけではなかなか家を建てることは難しいのが現実です。
これから一条工務店での家作りを考えている方は最低でもオプション費用200万円くらいを考えておくといいですよ。
④ 太陽光発電システム費用
一条工務店で住宅を契約した人の8割が搭載する太陽光発電。
そのくらい一条工務店の太陽光発電システムは人気。
【年間で最も多くの太陽光搭載住宅を建てた会社】としてギネス世界記録に認定されるくらい採用率が高いです。
毎月の光熱費を安くしたい・売電収入が欲しい人は太陽光発電を搭載するのがオススメ。
一条工務店の太陽光発電シミュレーションでは約10年で太陽光システムの搭載費用は回収できると言われています。
一般的な太陽光発電システムと比較して一条工務店の太陽光はお得です。
一条工務店の太陽光発電システムについて検証した記事をまとめているので太陽光発電を搭載しようか考えている方は参考にしてみてください
⑤ その他費用
その他費用には外構工事費用や火災保険料などの費用が含まれています。
外構費用については基本的に概算費用が記載されています。
解体工事費 | 3,189,450円 |
一次外構費 | 1,000,000円 |
外構工事費 | 3,000,000円 |
火災保険料 | 359,720円 |
今回紹介する方は元々あった住宅を解体し、その場所に新たに家を建てるため解体工事費用が計上されています。
外構費用は想像よりも高くなるので注意!
一条工務店は自社で外構工事を行わず、家作り打ち合わせの際に提携の外構工事業者を紹介してくれます。
しかし、一条工務店の提携先の外構工事業者は高額という噂もあります。
信頼している地元の外構屋さんがいるならそちらに依頼するのもありです。
私は地元の外構屋さんへ委託しました。
外構費用については別記事にまとめているので参考にしてみてください。