「子どもが動き出して、テレビボードの前にベビーゲート(ガード)を設置したい!でも既製品はサイズや家の雰囲気と合わない…」
そこでホームセンターで揃う木材を使ってベビーゲートをDIYしてみました。
本DIYは材料費も抑えられるのでオススメ
この記事はこんな人にオススメ!
この記事を読むと分かること
横幅270cm!大型のベビーゲートのDIY方法
※本記事のDIY方法はどのサイズのベビーゲートのDIYにでも応用可能です。
270cmより小さいベビーゲートの場合は材料費を更に抑えることが可能!
ベビーゲートの完成形
・ベビーゲートのサイズ
横幅270cm×高さ48cm×奥行60cm
テレビが普通に見えるサイズ感に合わせました。
既製品のベビーゲートは高さ60cm近くあるものが多く、テレビボード前に設置するとゲートがテレビに被って見えにくくなるものが多いです。
個人的にはそれが嫌だったので、ソファ上からテレビを普通に見ることができるようにベビーゲートの高さを48cmに設定しました。
ベビーゲートの横幅を270cmと大型にしたのは観葉植物の植木鉢も一緒にカバーするためです。
※子どもが動き回るようになって目を離したすきに観葉植物の土を床にばら撒くことがあったため
ベビーゲートのDIY手順
最初に簡単にベビーゲートの設計(デザイン)を行いました。
① ベビーゲートの設計
設計にはBlenderと呼ばれる3DCGを作成できる無料ソフトを使用しました。
設計図や外観図を作っておくとDIYのイメージが掴みやすく、実際に組み立てるときにミスが発生しにくくなります。
設計の時点で木材のサイズをデザインへと落とし込むので材料を購入するときに間違えにくいというメリットもあります。
設計図や外観図を作っておくと様々なメリットがあるので、少し手間ですが設計図作成は必須。
② 必要な材料の購入
今回のDIYの材料は全てホームセンターで購入しました。
材料 | 内容 | 必要数 | 価格 |
---|---|---|---|
2×4材 8フィート | 脚用 | 1本 | 1,180円 |
1×4材 6フィート | 側面・正面板用 | 8本 | 398円 |
キズ防止ゴム | 厚さ2mm | 1ヶ | 398円 |
ビス(コーススレッド) | 3.8×41mm | 36本 | 348円 |
※材料の価格は私が購入したときのモノです。
購入するホームセンターによっては価格が変動する可能性があります。
設計図を参照して、必要な材料を選んでいきます。
2×4材と1×4材でベビーゲートを作ろうと考えていたので設計の時点で情報を落とし込んでいます。
ベビーゲートのサイズに合わせて購入する木材の長さは変化します。
2×4材 8フィートを5つにカットし、長さ48cmの脚を5本準備します。
※脚は太い木材の方が頑強な作りになるので2×4材以上の太めのモノを選ぶのがオススメ。
側面板は1×4材 6フィートを3つにカットし、長さ60cmの板を6枚準備。
※6フィートの木材を2本使用
正面板は1×4材 6フィートを135cmの長さにカット。
※端材が結構出るので勿体ない使い方ですが、6フィートを6枚使用
今回はベビーゲートの横幅が270cmなので正面板を2枚組み合わせました。
ホームセンターには木材のカットサービスもあるのでDIY初心者の方は利用するのがオススメ(1カット30円とかなので…)。
事前にどのサイズでカットを行うのか、計算しておくとカット作業がスムーズです。
※カットサービスを利用する際にもミスなくカットしてもらうことができます。
カットした際に端材があまり出ないように木材は選んでくださいね。
床面と接触する脚にはキズ防止ゴムを貼りつけます。
ベビーゲートは結構重量があるので、厚めのゴムを選ぶのがオススメ。
木材の組付けにはコーススレッドと呼ばれる締結力の強いビスを使用します。
150本入りで348円で購入しました。
ベビーゲートのアクセントになるように黒色のコーススレッドにしました。
材料費の合計は5,110円でした。
③ 組立開始
必要な材料が揃ったので組立をしたいところですが、組立前に下準備。
下準備は最終的な完成度に直結するので大切。
下準備…木材にやすりをかけて(研磨)表面の処理を行います
ホームセンターで購入した木材は表面が荒れているので、研磨作業をすることで木材の表面をツルツルにします。
ベビーゲートは子どもが触ったり、場合によっては舐めることがあるので表面が荒れている状態だと危険です。
研磨作業は怠らないようにしましょう!
研磨作業には電動サンダーと呼ばれる工具があると便利ですよ。
研磨作業について知りたい方はこちら ➤
木材の研磨後、設計図・外観図の通りに組み立てていきます。
二人で作業するのがオススメ。
コーススレッドは2×4材の脚の中央位置に向かって打ち込むと見た目にも綺麗です。
※事前に正面板と脚に下穴を開けておくとコーススレッドを打ち込んだ時に木材が割れるのを防止できます。
下穴を開けたり、ネジの打ち込みに電動ドライバーは便利なので一台持っておくといいですよ!
【まとめ】ベビーゲートのDIY
DIYの醍醐味はサイズを自由自在にできること、素材の種類を好きなモノにできることです。
今回のように費用を抑えられることもDIYのメリットの一つではあります。
実際にテレビボード前にベビーゲートを置いた感じは設計図通り(イメージ通り)に仕上がり、とても満足のいくモノができました。
既製品と比べて高さも抑えられているので床に座りながらでもテレビが見えることもお気に入り。
ぜひ、子どもさんがいる家庭は参考にしてみてください。
こちらの記事もオススメ!