

木材を塗装したいけどどれがオススメ?
ワトコオイルが気になっているけどどんな感じ?
この記事はこんな人にオススメ!
この記事を読むと分かること
ワトコオイルのあれこれ
そもそも塗装する目的って…?
DIYにおける最後の仕上げである【塗装工程】。
どんな塗料でどんな色に塗るかによって完成品の雰囲気は全然変わってきます。
塗装は色を塗る以外にも木材表面に【耐水性】【防腐性】などの効果を付加するためにも使用されます。
目的に合った塗料を使用することで完成品の長寿命化・完成度UPを狙えます。
ワトコオイルの使用感


まずはじめにワトコオイルはこんな人にオススメです!
ワトコオイルの最大の特徴は【オイルフィニッシュ】と呼ばれる塗装方法。
オイルフィニッシュは木材に染み込んだオイルが硬化することで木材の保護を行います。
水分には強くないので水回りで使用する木材への塗装に使うのはあまりオススメしません。


ワトコオイル塗装前後の写真がこちら。
ワトコオイルはニスとはまた違った質感に仕上がります。
ニスはテカテカとした艶っとした印象に仕上がります。
ワトコオイルは木の質感を残した状態でウェット感のみを出した仕上がりになります。
ワトコオイルは原料に亜麻仁油と呼ばれる植物性油を使用しており、塗料独特のキツめの臭いがしません。
塗料というとベタっとした印象がありますがワトコオイルはオイルを塗料化したモノなので、塗料自体がとてもサラサラ。
サラダ油くらいのサラサラ感。
サラサラだと何がいいかと言うと、塗った時にムラになりにくい点。
はけで塗るよりも捨てる布に染み込ませて木材に塗っていくのがオススメ。

ワトコオイルは本当に塗りやすいです。
プロでもDIY初心者でも万人に愛され使用されているワトコオイルというだけあって本当に使いやすいです。
ワトコオイルの塗り方

ワトコオイルはとても塗るのが簡単な塗料です。
塗るのに慣れやコツが全く必要ありません。
メンテナンスの意味も込めて、半年に一回程度塗りなおすのがオススメ。
木材の研磨の仕上げが完成度にそのまま直結する工程ですので、丁寧に仕上げてください。
準備物
ワトコオイルには様々なカラーラインナップがありますが、基本的に塗り方は一緒でOK。
今回はホームセンターに売っているカフェ材で作ったカウンターにワトコオイルのナチュラルを塗装します。
① オイルの塗布

準備した布を使ってワトコオイルを木材表面に塗り込む。
全体的に膜ができるくらいにたっぷりと塗りこんでください。
塗り終えたら15~30分程度おいて、木材へオイルを浸透させます。
② オイルを拭き取る

塗りこんだものとは別の綺麗な布で木材表面に残ったオイルを拭き取ります。
触ってべたつかなくなるくらいまで乾燥させます。
大体1時間程度でOK。
③ ウェット研磨

乾燥後、再度オイルを塗り込みます。
今回は最初の1/4程度のオイル量。
塗料が乾く前に400番の耐水ペーパーで木目に沿って研磨します。
研いだ粉を木材表面に刷り込むように研磨するのがポイント。
④ 乾燥

残っている塗料を布で拭き取ります。
拭き取りが甘いとべたつきが残る可能性があるので、しっかりと拭き取ることが大切。
1時間程度経つと木の内部から塗料が戻ってくることがあるので再度拭き取ります。
その後、1日~1週間程度乾燥させて完成!
【まとめ】ワトコオイルについて

ワトコオイルはプロからDIY初心者まで幅広くオススメできる塗料です。
特に下記の項目に該当する方には強くオススメ。
ワトコオイルはカラーラインナップも豊富なので、気に入った色を使用してみてくださいね。

ワトコオイルは容量が多いほど割安です。
大量に使う予定がある方は大容量を買う方がお得です。
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