一条工務店の住宅を契約した人って全員、太陽光発電つけてるイメージだけど実際どうなの?
実際に太陽光発電をつけた我が家を例に売電収入やメリットについて紹介します。
この記事はこんな人にオススメ!
この記事を読むと分かること
一条工務店の太陽光発電システムのメリット
我が家の太陽光システム仕様
我が家は2021年の4月に引き渡しされました。
※記事作成段階で新居に住み始めて約7ヶ月が経過しています。
今回の記事では一条工務店が作成した太陽光発電システムの発電シミュレーションと我が家の実際の発電量を比較します。
更に実際のこれまでの我が家の売電収入について公開します。
太陽光発電のメリットやデメリットについても同時に紹介します。
一条工務店の太陽光発電をこれから搭載する人は必見!
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我が家の売電収入額
入居後からこれまでの売電額の推移は下図・下表のような感じです。
月 | 売電電力量[kWh] | 売電電力料金[円] |
---|---|---|
4 | 975 | 20,475 |
5 | 1334 | 28,014 |
6 | 1368 | 28,728 |
7 | 1123 | 23,583 |
8 | 1474 | 30,954 |
9 | 994 | 20,874 |
10 | 1267 | 26,607 |
売電した電力量は月平均で1200kWh、売電収入は25,000円。
我が家は2021年に太陽光発電システムを搭載した住宅の中でも売電額・売電電力量は多い部類に入ります。
これから冬に突入するので売電額は下がるとは思います。
※冬季は雪の影響でほとんど発電しないかも…?
※我が家は北陸地方住みのため、気候の特徴としては多雨多湿で太陽光発電にはあまり向きません。
それにもかかわらず売電額が多い(2万円を超える)理由は大きく2つ。
2021年の売電単価は19円/kWhですので、そうなっていた場合は少し売電収入は下がることになっていました。
また、単純に太陽光パネルの搭載容量を大きくすれば発電量は多くなります。
毎月なかなかの売電収入があるので、とても助かっています。
しかし、実際に太陽光発電を導入した費用を回収できるのか?という疑問もあると思います。
比較・検討することで、導入費用を回収できるのか、どの程度メリットがあるのかについてこれから一条工務店と契約する人は参考にしてみてください。
一条工務店シミュレーションと比較
月 | 実発電量[kWh] | シミュレーション 発電量[kWh] | 差異[kWh] | 比率[%] |
---|---|---|---|---|
4 | 1,729 | 1,322 | 407 | 131 |
5 | 1,270 | 1,561 | -290 | 81 |
6 | 1,613 | 1,318 | 295 | 122 |
7 | 1,699 | 1,472 | 227 | 115 |
8 | 1,426 | 1,456 | -30 | 98 |
9 | 1,294 | 1,143 | 151 | 113 |
10 | 1,356 | 996 | 360 | 136 |
※シミュレーション数値は地域差、温度条件などにより異なります。
実際の発電量とシミュレーションを比較したところ、月平均でシミュレーションよりも25%多く発電していました。
この結果には私もびっくりです。
12月以降は雪の影響でグッと発電量は下がりますが、それでも年間を通して一条工務店のシミュレーションよりも10%以上は割増で発電してくれそうです。
営業さんの話では、実発電量は一条工務店のシミュレーションよりも10%は多く発電するとのことでした。
※逆にシミュレーション以下になった住宅も見たことないとか…
一条工務店のシミュレーション通りの発電量が得ることができた場合は、10年以内に元を取ることが可能と言われています。
太陽光発電を導入するメリット・デメリット
太陽光発電の搭載費用は8~10年で元が取れるのが理想的と言われていますが、今後もこのような状況が続けばしっかりと元が取れる可能性が高いです。
太陽光発電を搭載するメリットの中には売電収入もありますが、それ以外にも様々なメリットがあります。
太陽光発電のメリット
初期投資が大きい太陽光発電ですが、最初に住宅ローンとして支払ってしまえば毎月売電収入があるので日々の大きな助けとなることは間違いありません。
一条工務店の場合は蓄電池付きの太陽光発電システムですので更に搭載メリットは大きいです。
※他メーカー比較しても、蓄電池付きの一条工務店の太陽光発電システムは破格の値段。
蓄電池を搭載することによって、電力料金が安い夜間に蓄電池へ電気を貯めることができます。
貯めた電気を日中の電気料金が高いときに使用することで光熱費を抑えることが可能。
詳細は下記記事にまとめているので参考にしてみてください。
もし仮に災害が発生した場合でも蓄電池に事前に蓄えておいた電気や太陽光の電気を使用して生活も行えます。
部分的な停電の際でもとても役に立つシステムです。
一条工務店の太陽光発電パネルは屋根一体型なので耐震性にもプラスに働きます。
※太陽光パネルは瓦の3分の1程度の重さのため屋根が軽く倒壊のリスクが低い
メリットが大きい太陽光発電システムですが、もちろんデメリットもいくつかあります。
太陽光発電のデメリット
太陽光発電の最大のデメリットは発電量が天候に左右されることです。
雨の日や発電量が伸びないときは精神衛生的にも良くないです。
太陽光発電は再生可能エネルギーの中でも特に発電量が天候に左右されるので、雨が多く冬には雪が降る日本海側では採用の有無はよく検討した方がいいです。
また、設置費用・初期費用が高額なことも太陽光発電のデメリット。
一条工務店は蓄電池を含めて1kW=17~18万円と破格の値段ですが、それでも高額なことに変わりはありません。
太陽光発電システムには多くの電子部品が使用されているので故障するリスクは常に付きまといます。
太陽光発電システムの心臓部であるパワーコンディショナーが故障した場合には20~30万円の費用がかかります。
パワーコンディショナーの一般的な寿命は15年程度と言われています。
【まとめ】一条工務店の太陽光発電システム
引渡しから半年以上が経過した我が家ですが、太陽光発電の売電収入は一条シミュレーションよりも25%多く発電しています。
これから売電単価が下がっていきますが搭載してからの10年間は同じ価格で電力会社へ買い取ってもらうことができるので採用を考えている人は早めがいいですよ。
カーボンニュートラル社会の実現へ向けて、政府は2030年には新築住宅の6割に太陽光発電システムを導入しようとする動きもあるようですので…
太陽光発電システムを搭載しようと考えている方は太陽光発電システムに関する他の記事も参考にしてみてください。
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