実はハニカムシェードには色んな種類がありますよ。
この記事はこんな人にオススメ
この記事を読むと分かること
家づくりで導入するべきハニカムシェードの種類
ハニカムシェードの簡単な紹介
一条工務店の標準仕様である【ハニカムシェード】(以下、ハニカム)。
役割:カーテンの代わりとなり外部からの視界や熱を遮る
図面上では(M_断_R)のように書かれます。
※最後のアルファベット(R)は紐の位置を表しています。
もしも左に紐がある場合は(M_断_L)(left)となります。
一条工務店オリジナルのハニカムには3種類のラインナップが用意されています。
部屋の用途に合わせて、最適なハニカムを採用してくださいね。
今回はそんなハニカムの種類と実際に一条工務店のスマートシリーズに住む筆者が感じたハニカムの使い心地について紹介します。
ハニカムシェードの種類
一条工務店オリジナルのハニカムは上記の3種類。
一条工務店のハニカムは布地(不織布)表面に静電気を防止する加工が施されているためホコリや汚れが付きにくいメリットがあります。
また、一般的なカーテンのようにハニカムを丸ごと外して丸洗いも行えます。
それぞれのハニカムは役割が似ているようで少し異なります。
各種類のハニカムがどのような部屋に適しているのか、オススメの使い方についても同時に紹介します。
打ち合わせの段階でどの窓にどのハニカムをつけるのかしっかりと考えるための材料にしてみてください。
ここでちょっとした豆知識!
①断熱ハニカム
特にハニカムの指定をしなければ断熱ハニカムが各部屋に付きます。
一条工務店は言わずと知れた高気密高断熱住宅。
高断熱を実現するために開発された一条工務店オリジナルのハニカム。
住宅内で一番熱の出入りが激しいのが【窓】。
窓からの熱の出入りをどれだけ抑えるかが断熱性能の鍵となります。
そこで一条工務店の窓はガラスを3枚重ねたトリプルガラスの窓を採用。
更に断熱ハニカムを採用することで断熱性能を高めています。
一条工務店の断熱性能を最大限得たい方は【断熱ハニカム】がオススメ。
断熱ハニカムは標準で採用できる割には性能が良く、これで十分という人も多いです。
我が家も主寝室以外の窓のハニカムは断熱ハニカムを採用しました。
②遮熱ハニカム
遮熱ハニカムというのでちょっと紛らわしいですが、断熱ハニカムに遮光性が追加されたハニカム。
遮光等級1級同等の遮光性があるので、日中にハニカムを閉めておくと部屋が真っ暗になります。
遮光性があるハニカムなのに、なぜ遮熱ハニカムなの?
確かにもっともな疑問です。
その話をする前にそもそも【断熱】と【遮熱】の違いをご存知ですか?
遮熱ハニカムは断熱ハニカムに遮熱性を付加しようとした結果、その副産物で遮光性があるという認識でOK。
ここで断熱ハニカムから遮熱ハニカムへ変更するときの注意点。
遮熱ハニカムは【断熱ハニカム】(トリプルハニカム)+【遮熱機能】を有しているため、断熱ハニカムよりも性能がUPします。
性能がUPするため断熱ハニカムから遮熱ハニカムへと変更する場合はオプション料金(一箇所5千円程度)がかかります。
個人的に寝室は断熱ハニカムがオススメ。
その理由が下の写真を見れば一目瞭然。
断熱ハニカムは遮光性がないため日中にハニカムを下げてもハニカム部分から光が漏れています。
一方、遮熱ハニカムからはほとんど光が漏れません。
※ハニカムの左右の樹脂ガイドレールから多少の光は漏れますが気になるほどではありません。
寝るとき真っ暗派は遮熱ハニカム一択!
それ以外にも遮熱ハニカムにすることで家の外に明かりが漏れないため、防犯目的やプライバシー保護の目的で設置するのもアリ。
③レースハニカム
レースハニカムは不織布が1層構造のため、断熱・遮熱性能が最も低いタイプ。
その代わり採光性に優れています。
採光性は欲しいけどプライバシーを守りたいという場所にオススメ。
※レースタイプのハニカムは断熱タイプに比べて性能が劣るため採用している人が少ないです。
カーテンを後付けする予定の方にはオススメ。
【まとめ】知っておくと得する情報
今回は一条工務店で標準仕様で採用することができるハニカムシェードを3種類紹介しました。
知っておくと得する情報!
ハニカムは標準仕様では手動タイプの開閉方法(開閉用の紐を引っ張ることで開け閉め)ですが、電動タイプに変更することも可能。
1箇所1万円で手動→電動へ変更できます。
電動タイプは付属のリモコンを操作することでハニカムの開閉操作が行えます。
全閉・全開はもちろん任意の開度で停止することも可能。
※ハニカムの開閉はモータで行われます。
電動ハニカムは吹抜の窓やサイズの大きなリビングの窓に採用をオススメ。
吹き抜けを手動タイプのハニカムにした場合は開閉用の紐がだらーんと1階まで垂れ下がり見た目が悪くなります…
また、窓が大きいとそれに合わせてハニカムのサイズも大きくなり重たいので電動化をオススメ。
我が家は吹抜窓のみを電動タイプのハニカムへ変更しましたが、毎日開閉するダイニング部分も電動ハニカムにしておけばよかったと後悔しています…
電動ハニカムのデメリットは故障したときや停電したときに動かせないこと!
我が家は引渡し後約1年で吹抜の電動ハニカムが1カ所壊れました…
手動式のハニカムは開閉用の紐を窓の左右どちらに取り付けるのかも選択可能です。
将来の家具の配置なども考慮してしっかりと決めてくださいね。
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