憧れのウォークインクローゼット。
でも、どこに作ると使いやすいんだろう…
一生に一回の家作り。
後悔しないためにいくつかのポイントを押さえておきましょう。
この記事はこんな人にオススメ!
この記事を読むと分かること
後悔しない家作りをするためのtips
本題の前に!
今回記事にまとめている【後悔しない家作り】はシリーズモノです。
Vol.1~Vol.9まで記事にまとめる予定です。
今回はvol.4として【WICの作り方】について検討します。
WICは2階の主寝室がスタンダードだと思っていませんか?
Youtubeでは我が家のWICについて紹介しています。
ウォークインクローゼットの失敗しない作り方
間取り図面で頭文字を取って【WIC】(Walk In Closet)と記載されるウォークインクローゼット。
WICは衣類などの収納するための場所でありながら、人が中に入って使用できるスタイルの収納。
もちろん、衣類だけではなく鞄やスーツケースなどの大きな荷物も収納することができます。
WICは収納の主役であると同時に機能面などの高さから家作りを行っている多くの方が採用しています。
しかし、WICはしっかりと目的を持って作らないと使いにくく残念なWICになる可能性があります。
WICは配置する場所や使い方次第で便利にも不便にもなる諸刃の剣です。
どのように作れば失敗しないのか、使い勝手の良いWICを作れるのかを今回の記事では紹介します。
WICを作る際のポイントとは?
使いやすいWICを作るためにはWICのメリット・デメリットをしっかりと理解しておくことが大切。
ウォークインクローゼットとはその名の通り人が入れる程度の大きさがあるのが、一般的なクローゼット(CL)と大きく異なる点。
1畳から3畳程度の広さを確保することで大型のモノを収納できる他、WIC内での着替えも可能なことが特徴的なメリットとして挙げられます。
また、WIC内に衣類やその他のモノを収納することでリビングなどの生活空間に収納を付ける必要が無くなります。
リビングがスッキリとした空間作りができることでしょう。
WICを作る上でのポイントは【人が着替えられる広さがあること・服だけでなく鞄なども収納できること】。
このポイントを押さえてWICを検討することが大切です。
続いて、WICのデメリット。
WICのデメリットとは?
WICを採用したことにより一部屋増え、LDKやその他の部屋の生活スペースが相対的に狭くなります。
また、間取りを考える上でも工夫が必要になります。
クローゼットと異なりWIC内には人が入ります。
そのスペースにはモノが置けずにデッドスペースとなります。
同じ面積でも2畳のWICと1畳のCLが2つならば、CLを2つ作った方が収納量は確保できます。
収納量を少しでも増やしたい人にはWICは不向き。
衣類は日光に当てると日焼けしてしまうため、WIC内に窓を設けるのは難しいです。
地窓を設けることで採光は可能ですが、将来的に棚などの収納を置く予定の場合は作らない方がWIC内の模様替えの自由度は広がります。
WIC内の収納のメインはハンガーパイプへ衣類を掛ける収納方法。
衣類が少ない方には宝の持ち腐れになる可能性が高いのでWICよりもCLの方が無難。
WICはこんな人にオススメ!
一生に一回の家作り。
できるだけこだわりや憧れを詰め込みたいですよね。
WICが欲しい!という強い憧れがある方は作って後悔はしないでしょう。
CL内に入れるには大きすぎる荷物がある方や衣類の量が多い方もWICを作るのは効果的。
しかし、WICがオススメなこれらの人も作る場所・間取りによっては【使いにくい・残念な】WICになる可能性があります。
続いては理想的なWICについて考えていきます。
理想的なWICとは?
理想的なWICは【日常的に使いやすいこと】。
家事動線や生活動線を考慮した上で最適な位置を見つける必要があります。
最近、WICの人気配置はランドリースペースの横。
以前は主寝室の横にWICを配置する間取りが多かったです。
しかし、主寝室の横のWICはただの物置になることが多く日常使いに適さない一面がありました。
現在のトレンドとしては【一階に家族用のWICを作る】ことです。
一階にWICがあることで家事動線・生活動線ともに満足できる間取りになります。
生活動線:出かける前にWICで準備・帰宅後にはWICに服や鞄を置く
家事動線:洗濯後の片付けがスムーズ
特に小さいお子さんがいる家では家族の服やモノがWIC内にまとまっていることは大きなメリットになります。
通路がデッドスペースになりがちなWICですが、部屋と部屋を繋ぐ廊下の両側にハンガーパイプを設けたウォークスルータイプにすることで魅力的なWICになるでしょう。
【最後に】我が家のWICの紹介
我が家は玄関と洗面室を繋ぐ形のウォークスルータイプのWICです。
WICが家の中心にあり、玄関や洗面室、リビングと三方向からアクセスできるのでとても使いやすいです。
部屋の大きさも3畳程度あり、ゆとりを持ったスペースがあるのでWIC内での着替えも楽々。
ハンガーパイプだけでなく、自在棚も作ったので収納の幅も広がり便利です。
【我が家のWIC】Youtubeにて公開中!
【家作り】とはいくつもある選択肢の中から取捨選択する必要があります。
WICを作るも作らないのも自由です。
今回の記事がWIC作りに悩んでいる方の参考になると嬉しいです。
Vol.5については近日中にUP予定。
【35坪吹抜リビング】我が家のルームツアー公開中!