一条工務店の和室にはどんなオプションがあるの?
価格は?
本記事では和室に採用できる住設について紹介します!
この記事はこんな人にオススメ!
この記事を読むと分かること
和室に採用できる標準品・オプション品とその価格
和室のちょっとした話
最近は新居に和室を作る人が少なくなっている傾向にあります。
というのも、核家族化や新築に求める条件の変化から【和室=必要ない】に変わってきています。
しかし、一条工務店は標準で住宅の一室を和室に変更することができます。
和室は畳の種類から床の間に至るまで細かいところまで決めることができます。
一条工務店の和室の残念な点は【障子を採用できない】こと。
和室=障子というイメージですが、障子の採用は不可です。
和室に採用できる住宅設備
① 床の間・板の間
床の間は2種類
- 2段床タイプ
- 踏込床タイプ
床の間には白木の床板や石目調フローリングを採用できます。
石目調フローリングは踏込床のみに採用できるモノになります。
板の間というと聞き馴染みがないと思いますが、簡単に言うと【和室の一角をフローリングにした空間】のことを指します。
板の間に使用できるフローリングは2種類。
こちらの2種類から選択することができます。
縁甲板(えんこういた)は『縁側の甲板として使われていた』ことから縁甲板と呼ばれています。
② 畳
一条工務店で和室を採用する人の多くが半畳タタミを採用しています。
タタミはカラーラインナップが豊富。
一条工務店のタタミは大建工業の畳を使用しています。
大建工業は住宅用の建材を製作している会社で、グランセゾンから登場した【グラビオエッジ】も大建工業が販売している建材です。
グラビオエッジについても別記事で紹介しているので参考にしてみてください。
大建工業の畳はカラーラインナップが豊富なことが特徴。
採用するカラーによってはオプション料金はかかりますが、それほど高額でもないので一考の価値ありです。
一条工務店の仕様書には載っていない色でも採用できることがあるので、営業さんへ問い合わせてみてください。
我が家はギンネズを採用しました。
シックな色味で素敵です。
畳のカラーコーディネートは下記記事から行えるので、最高の組み合わせを見つけ出してくださいね。
参考:畳のカラーコーディネート
③ アクセントクロス
床の間には標準で採用できるアクセントクロスが5種類あります。
どのクロスも独特なカラーで、和室のアクセントとなること間違いなし!
もちろん5種類以外のアクセントクロスを採用することも可能。
アクセントクロスは一条のオプション品の中でも割と低額で採用できるのでオススメ。
引き渡し後に部屋全体のイメージを見てアクセントクロスを施工するという方もいるので、そういう方法もありですね。
④ 収納
和室のみ吊押し入れを採用可能
吊押入れは元々はグランセゾンでのみ取り扱っていた収納でした。
しかし、アイスマートでもグランセゾンの住設が採用できるようになったことにより吊押入れを採用できるようになりました。
※洋室で使用できる一般的なクローゼットも採用可能。
吊押入れは高額のオプションで、収納のサイズによって金額が変動します。
※1尺:約30㎝
吊押入れは天井高2400㎜の場合は上部を塞ぐ施工になります。
アイスマートの場合は標準天井高が2400㎜ですので、特に天井高を指定しない場合は吊押入れの上部は塞がれる形になります。
グランセゾンの場合は標準天井高2650㎜ですので、吊押し入れの上部は開いた施工になります。
カラーラインナップは【ヒノキ】と【ブラックパイン】の2種類。
特にブラックパインは和室空間をグッと引き締める佇まいですのでオススメ。
⑤ その他
神棚や仏間には数種類のサイズの設定があるので、採用したい方は担当営業さんに相談してみてください。
一条工務店の和室には掘座卓も採用できます(フローリングにも採用可能)。
カラーラインナップは4種類。
サイズは『90㎝×90㎝』、『90㎝×150㎝』の2種類から選べます。
ただ掘座卓の足元には床暖房は施工されないのでその点注意ください。
※その代わりヒーターが付きます。
掘座卓の価格は174,700円~274,700円と、オプション品にしては高額の価格設定。
一条工務店の掘座卓を施工している人は数少なく非常にレアですので、そういった部分では面白い試みだと思います。
【まとめ】一条工務店の和室で採用できる住宅設備
意外と知られていないだけで和室にも様々なオプション品があります。
グランセゾンの和室には他にも格子引き戸やアイスマートでは採用できない住宅設備が採用できます(しかし、グランセゾンにはスリットスライダーが採用できないなどの制限もあります)。
和室は1室目は標準で施工できますが、2室目からはオプションとなるので注意ください。
最近では和室を採用する人が減っているので2室目を作る人は相当なレアケースになるとは思いますが…
仕様書にはないモノも採用できることがあるので、和室を採用しようと考えている方は営業さんに要望を伝えてみましょう。
今回の記事が皆さんの和室作りの参考になると嬉しいです。
一条工務店の記事について他にも色々紹介しているので参考にしてみてくださいね。
コメント