火災保険はどれに加入すればいいの?
なるべく安くて良い保険に加入したい!
この記事はこんな人にオススメ!
この記事を読むと分かること
火災保険の選び方と安くする方法
火災保険の補償範囲
火災保険は住宅に関する災害の非常に広い範囲をカバーする保険
火災保険と一口に言えど、実は【火災】で住宅が被害を受けたとき以外にも保険が適用されます。
例えば住宅が浸水したとき【水災】や台風で被害にあったとき【風災】等にも保険金が支払われます。
特に最近はゲリラ豪雨による川の氾濫や土砂崩れなどの水害の多発から【水災】までカバーした火災保険に加入する人が増加しています。
ハザードマップの危険度が高い地域に住んでいる方はもちろん、危険度が低い地域に住んでいる方にとっても水害は身近に起こる可能性のある災害です。
今回はそんな多種多様な火災保険をどのようにして選べばよいのか、火災保険を安くするにはどうしたらいいのかについて紹介します。
保険料の条件・仕組み
火災保険の保険料は5つの条件によって決まります。
保険料は様々な観点から総合的に見て判断されます。
始めに火災保険を決めるときのポイントについて紹介します。
いくつかのポイントを押さえることで自分に合った火災保険が見つかります。
火災保険は不動産やハウスメーカーの営業の方に言われるがまま【とりあえず加入した】という方が多く、自分に合った火災保険かというとそうではないケースが多いです。
既に火災保険に加入しているという方は保険証券とにらめっこしながら記事を読み進めてみてくださいね。
火災保険料を割安にできる可能性がありますよ。
火災保険を選ぶときはこれら3つのポイントさえ押さえることが大切。
①保険対象を選択
火災保険に加入するときは災害が発生したときに『どこまでを保険の対象とするか』を決めます。
持ち家の場合は上記に書いた3種類から決めることができ、保険対象が多くなるほど、対象の金額が上がるほど支払う保険料も上がります。
火災保険は基本的に【保険金額】と【建物の構造(耐火基準)】によって金額が変化し、建物が高いほど保険料が上がり、建物が燃えにくいほど保険料が割安になります。
それについての詳細は別記事にまとめているので参考にしてみてください。
②補償範囲を選択
保険対象が決まると『どこまでの災害を補償するのか』、補償の範囲を選択します。
現在の火災保険は【火災】や【風災】など補償範囲①の項目は加入したら必ずついてくるメインの補償となっているものが多いです。
もちろん火災だけが補償範囲という火災保険も存在します。
【水災】や【破損】(窓が割れた等)の補償範囲②の項目はオプション扱いとなっており、メインの補償にそれらを付加していく形になります。
補償範囲が広ければ広いほど支払う保険料は上がります。
自分がどこまで必要なのかを吟味して補償範囲を選択してください。
【水災】の補償はハザードマップを確認して、危険度が高い地域に住んでいる方はできる限り付けた方が良いオプションです。
オプションに免責金額を設定することで保険料を安くすることが可能です。
③地震保険の加入の有無
地震保険は原則、単独で加入することはできず火災保険とセットで加入する必要があります
【地震補償保険】と呼ばれる単独で加入できる地震保険もあるにはあります。
地震保険は政府が仕組みを作っているので、『どの保険会社の地震保険に加入した場合でも、保険金額が同じであるならば支払う保険料は同じ』という特徴があります。
火災保険では地震が原因による火災や破損に対しては補償の範囲外です。
地震起因の火災によるリスクまでカバーしたい場合は地震保険への加入はマスト。
地震保険の保険金額については火災保険の保険金額の30%~50%の範囲内で決めるルールがあります。
また、保険金額の上限が建物5,000万円、家財1,000万円に設定されています。
火災保険を安くする方法【3選】
火災保険を安くするには3つのポイントを押さえることが重要です。
①保険料金を比較する
同じ補償でも保険会社によって保険料金が変わるため、複数の保険会社を比較することが一番大切です。
私自身がモデルケースとして複数の保険会社から同じ条件で見積を取得したのでその結果について紹介します。
結論から言うと、一番安い保険会社と高い保険会社では約10万円の差がありました。
【モデルケース】
火災保険(10年間)と地震保険(5年間)に新築で加入
建物保険金額:2,600万円
地震保険金額:1,300万円
構造級別:T構造
補償範囲:火災・落雷などの補償範囲①+水災・盗難
上記の条件で複数の保険会社から見積取得サービスを利用して相見積を取得しました。
特約などの有無によって一概に比較はできませんが、それでも最安値と最高値で約10万円の差があります。
- 三井住友海上:172,460円
- あいおいニッセイ同和損保:183,830円
- 日新火災保険:198,680円
- ジェイアイ傷害火災保険:206,370円
- 東京海上日動火災保険:215,040円
- AIG損害保険:270,870円
※火災保険料は10年分、地震保険料は5年分を一括で支払ったときの保険料比較
複数の保険会社の相見積を取ることで保険料を安くできるケースが多々あります。
火災保険の相見積は【住宅本舗の火災保険一括見積もりサービス】で行うのがオススメ。
保険の補償範囲などを設定すれば一括で複数の保険会社から見積を取得してくれます
一括で見積を入手できるので比較が楽なメリットがあります。
しつこい電話勧誘なんかも無いので、手軽に火災保険料を比較検討したい人にとって最適なサービスです。
②支払方法を変更する
保険会社を比較・検討して一番お得な保険を選んだ後は【支払方法を変更】するのがオススメ
火災保険は契約期間を最長の10年間に設定し、10年間分の保険料を一括で支払うことによって支払う保険料金が割安になります。
2022年10月1日以降は5年契約が最長になります。
保険金額も今より10%以上UPするみたいです…
1年毎に更新をかけている方は支払方法を5年にする方がベター。
契約期間 | 割引率 |
---|---|
3年 | 約10% |
5年 | 約20% |
契約期間を延長し、一括で支払うのが一番お得ということだけは忘れないでくださいね。
③免責金額を設定する
補償範囲の部分でも説明しましたが、免責金額を設定することで保険料金を割安にすることができます。
免責金額を高く設定すればするほど保険料金を抑えることができますが、その分災害発生時の自己負担が大きくなる点に注意。
例えば、火災などで家が焼失してしまったときは免責金額に設定していた10万円を支払うことが難しいときもあると思います。
そういった最悪のケース・万が一に備えるのが火災保険ですので、目先の安さに捉われることなくよく考えて免責金額は設定してくださいね。
【まとめ】火災保険を安くする方法について
火災保険の保険料を節約したいあまりに必要な補償まで削ることだけはNGです。
万が一に備えるために必要な補償は保険料が上がっても付けるべきです。
特に同じような火災保険でも保険会社間で保険料金が全然違うということがあります。
保険料金を比較することは特に重要です。
同じ保険に加入するなら安い方がいいですね。
保険の比較は【住宅本舗の火災保険一括見積もりサービス】で、無料で簡単に一括見積を請求できます。
便利なサービスですので、ぜひ利用してみてくださいね。
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