火災報知器をどこに設置するのかは家づくりで意外と見落としやすいポイント。
この記事はこんな人にオススメ!
この記事を読むと分かること
火災報知器のオススメ設置位置
火災報知器の設置基準・取付位置
実は条例で設置基準などが決まっているのを知っていましたか?
火災報知器(正式名称:住宅用火災警報器)は各市町村の条例で定められた位置へ設置が義務付けられています。
また取付位置についても定められています。
逆に言えばこの基準と位置さえ満たしていればどこにつけてもOKです。
【火災報知器】取り付けオススメ位置
設置基準を満たしたオススメ位置はこちら!
火災報知器は天井付よりも壁に付けた方が意外と目立ちません。
もしも天井付にする場合、ダウンライト(照明)とバランスよく配置すると目立ちにくいです。
また、寝室に設置する際には目につきにくい足元側に付けるのがオススメ。
火災報知器は原則白いクロスに設置しましょう!
火災報知器の取付位置は打ち合わせ時に意外と見落としやすいポイント。
特に指定しない場合は設計の方が任意の位置に付けます。
アクセントクロス面に火災報知器を付けるナンセンスな設計者の方は恐らくいないとは思いますが…
引き渡しされた後に「こんなはずじゃなかった!」を未然に防ぐために火災報知器の位置を図面で確認しておきましょう。
【豆知識】火災報知器の図面記号
火災報知器は種類によって図面上の表記が変わります。
また種類によって設置する箇所も変わるので注意してください。
※キッチンに煙式の火災報知器を設置すると誤作動する可能性があるため、キッチンには熱式が設置可能です。
火災報知器の点検方法
火災報知器は半年に一回以上の定期点検が推奨されています。
また、点検時には同時に掃除を行うのが吉。
もしも、【警報停止】スイッチを押しても何の反応も無い場合は火災報知器の故障の疑いがあります。
交換するか内部の電池を確認しましょう。
2006年の火災報知器設置義務化から15年以上が経過しています。
火災報知器が故障している方はこれを機会に火災報知器を交換することも検討してみてください。
火災報知器は一個2千円程度で購入できます。
【まとめ】火災報知器の設置位置
火災報知器は万が一のときにちゃんと反応する位置に設置することが最も大切です。
しかし、部屋のインテリアや雰囲気に合わせることも大切にしたいですね。
火災報知器は部屋に調和するカラーを選択しましょう!
火災報知器はアクセントクロス面に設置することはあまりオススメできませんが、泣く泣く設置しないといけないケースもあるかと思います。
そういった場合には白色ではない火災報知器を選択することも可能です。
2022年5月21日、電機メーカーであるPanasonicから黒色の火災報知器が発売予定です。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
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