

こんばんは、最近は「THE FIRST TAKE」というYouTubeチャンネルに虜の「福井人(@hanmura_emina)」です。
「THE FIRST TAKE」はソニー・ミュージックが手掛けるチャンネルで、メジャーシーンで活躍するミュージシャンによる一発撮りで収録されたパフォーマンス映像を公開しています。
最近では「ゴスペラーズ」も出演していて、人生で初めて行ったのが「ゴスペラーズ」のライブだっただけにすごく感慨深いものがあります。
後日、「THE FIRST TAKE」や「ゴスペラーズ」について記事にしたいと思います。

今回は2011年アジアカップの決勝戦について記事にしました。
この試合で決まったゴールは後世まで語られるサッカーの名シーンだと、個人的に思います。
2011年アジアカップ決勝
2011年、アジアカップ 日本vsオーストラリア戦
ザッケローニ監督率いる日本代表は4度目のアジアチャンピオンを目指して試合に臨む。
試合は前半、後半とお互いに均衡を破れず、0-0で延長にもつれこむ。
延長後半4分、左サイドからDFの長友佑都が相手DFを躱して中央へクロスを送り込む。
中央でフリーとなっていたFW李忠成が左足でボレーシュート!
放たれたシュートはゴール左上に吸い込まれ、それが決勝点となり日本代表は1-0でオーストラリアを下し、アジアカップ優勝を飾りました。
この文章を読むだけで、当時の記憶がありありと蘇る人も多いのではないでしょうか?
なぜ今更2011年のアジアカップのことを書いているんだ?と思う方もいると思いますが、下記記事を書いている際にその当時のことを思い出して、記事として書きたくなったからです。
この感動的な李忠成のボレーシュートはYouTubeにも上がっていますので、是非!
私はこのゴールの瞬間を生で見ていました。
シュートが決まった瞬間に立ち上がって「うぉー!」と自然と叫んでいました。

体の芯から雄叫びが上がるような熱い気持ちになったのを覚えています
サッカーというエンターテインメントの真髄に触れた瞬間でしたね。
まるでスタジアムにいるような感覚に陥り、私自身気持ち良かったことを覚えています。
シュートまでの過程としては、長友がクロスを上げ、フリーの李忠成がシュートを打つ。
文章にするとまるで簡単な様に見えますが、実際は非常に繊細な駆け引きがありました。
李自身がインタビューでこのように応えています。
「よくフリーになったね、とか、フリーになってラッキーだったねと言われるんですけど……」と語り、「ラッキーじゃないんです」と明かす。
「画面では映っていないところでちゃんとDFを釣って、駆け引きをして相手を前に行かせて、自分はバックステップを踏んでフリーになっているので」
また、トラップをせずにダイレクトでボレーシュートを放ったことについて、祖母とのかけがえのない経験が生きたことを明かしています。
「この(フリーになった)時点でほぼ勝負はあった感じなんですけど、よくおばあちゃんと小さい頃にボレーシュートの練習をしていたので、その成果がここで出たのかなと思う」
「この試合でこのボレーを打って、おばあちゃんにすごく感謝した部分もある。よくゴールデンエイジと言われる10歳前後で技を会得するというのは、まさにそうなんじゃないかと思う瞬間でした」
李が決めたゴールは日本サッカー史に燦然と輝き、伝説の一撃として今や語り草となっています。
直にオリンピックが始まります(新型肺炎コロナの影響でどうなるかは定かではないですが…)。
2011年に李忠成が見せたシュートのような、心の底から興奮するシュートを日本代表に期待して、今回の記事を終了します。
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