
【鍋野企画】さん考案で、すごろくやから販売されている「犯人は踊る」というゲームが控えめにいって神レベルの面白さですので、紹介します。
推理力が試されるゲームです。
果たしてあなたは犯人を見つけられるかな?
「犯人は踊る」の遊び方とレビュー
犯人は踊る:ゲーム内容

ゲーム名:犯人は踊る
プレイ人数:3~8人
プレイ時間:10~20分
対象年齢:8歳以上
ゲームジャンル:心理戦・パーティーゲーム
とある事件の捜査線上に上がった怪しい面々。
事件現場に集められた探偵や第一発見者、事件の目撃者たち。
次々と入れ替わっていく犯人に踊らされる探偵。
でも実際に机上で踊っているのは「犯人」だったりするんですよ…
「犯人は踊る」は「次々と変わっていく犯人を当てる」推理系カードゲームです。
このゲームの真骨頂は「犯人が次々と入れ替わる」という点。
プレイヤーの表情・動きから犯人を見つけ出す「推理力」が求められます。

「前のターンではこの人が犯人だったけど…今は?」
ゲームが進むにつれて犯人がプレイヤー間を行ったり来たり。
さながら机上で犯人が踊っているかのようです。
犯人は踊る:ゲームルール

- プレイ人数に応じて必要なカードを準備する
- 準備したカードをシャッフルし、裏向きに各プレイヤーへ4枚ずつ配る

カードは全部で32枚、12種類のカードがあります。
その中からプレイ人数に応じた分だけカードを準備します。
- 3人プレイの場合…「第一発見者」「犯人」「探偵」「アリバイ」+8枚(残りから)
- 4人プレイの場合…「第一発見者」「犯人」「探偵」「アリバイ」 「たくらみ」+11枚(残りから)
- 5人プレイの場合…「第一発見者」「犯人」「探偵」「アリバイ」「たくらみ」+14枚(残りから)
人数が増えていくと、使用するカード枚数も増えます。
配られた4枚のカードが手札になります。
- 「第一発見者」カードを持っているプレイヤーから「第一発見者」カードを出して、ゲームスタート
- 手札から1枚選んで、表向きで手元に出す
- 出されたカードのアクションの処理
- 時計回りで次のプレイヤーへ
- 2~4を繰り返す
ゲームの開始は常に「第一発見者」カードを持っているプレイヤーからです。
各手番に行うことは、手札のカードを1枚場に出して、そのカードに記載されたカードのアクションの処理を行います。

「取り引き」カードの場合は「他のプレイヤーと手札を1枚交換する」です。
カードの種類によってアクション内容は異なります。

一部カードアクションの紹介を行います。
- 目撃者…他のプレイヤーの手札を全て確認する
- 少年…犯人カードを持っているプレイヤーを知ることができる
- たくらみ…犯人が勝つと勝利、犯人が負けると敗北
他にも様々なカードがあります。
それについては実際に皆さんの目で確かめてみてください。
様々なカードを駆使してゲームに勝利しましょう。
3つの勝利条件について
- 探偵カードで犯人を当てる
- いぬカードで犯人カードを引き当てる
- 犯人カードを出す
勝利条件には3パターンあります。
勝利条件① 探偵カードで犯人を当てる

1つ目の勝利条件が、「探偵」カードを使って、「犯人」カードを持ったプレイヤーを言い当てることで、「探偵」カード使用したプレイヤーの勝利となります。

「犯人」カードは色んな人の手に渡っているので、誰が犯人なのかを簡単には見抜くことができません。
「犯人はお前だ!」と言って実際に自分の推理が当たった時の気持ち良さは抜群ですよ。
しかし、実はこの「探偵」カードを無効化できるカードが存在するんです…
そのカードについては自分の目で確かめてみてくださいね。
このゲームを盛り上げるためのキーカードの一つです。
勝利条件② いぬカードで犯人カードを引き当てる

2つ目の勝利条件が、「いぬ」カードを使って、他のプレイヤーの手札から1枚選び、それが犯人カードであれば「いぬ」カードを使用したプレイヤーの勝利となります。

「いぬ」カードは結構運要素も強めなので、当てるのが難しい分当てたときの盛り上がりはすごいですよ。
勝利条件③ 犯人カードを出す

3つ目の勝利条件が、最後の手札が1枚になったときに「犯人」カードを出すことです。
一番シンプルな勝ち方ですが、一番難しい勝ち方でもあります。

各プレイヤーが手札1枚ずつになったときの心理戦。
犯人側はじっと息をひそめてそのときを待つ。
「犯人」カードを出せたときは両手を挙げて万歳するくらい嬉しいです。
感想:「犯人は踊る」をプレイしてみて

各手番にやることは、手札のカードを1枚出すというシンプルなゲームの構造にも関わらず、結構複雑な心理戦を楽しめます。
ボードゲームをやったことが無い人でも気軽に楽しめ、アイスブレイクなどにも利用できます。
1回のプレイ時間も10~20分と短いので、もし負けても「もう一回!」ができるのがこのゲームの良い点です。
「探偵」カードで「犯人」カードを当てたとき、「犯人」カードで逃げ切った時、どちらにしても興奮します。
ゲーム終了後の、「犯人がどのようにプレイヤー間を移動していったのか」の考察を行うまでがこのゲームの楽しさです。
「そうだったのか」「やっぱりな」というようにお互いに考察を落としあうのが非常に面白いです。
大人数集まった時には必ずやりたいゲームの一つですね。
唯一残念な点を挙げるとすれば、カードを使用するゲームですのでカードに汚れや傷がつきます。
しかし、「犯人は踊る」はカードが何であるかを当てあうゲームですので、汚れや傷が付いていると「何のカードを持っているか」が相手プレイヤーに分かってしまいます。
これはゲームバランスを崩壊させる致命的な部分です。
ですので、購入したら最初にカードスリーブにいれることをおすすめします。

私もピンク色のカードスリーブに入れて使用しています。
傷が付かなければ透明でも色付きでも何でもいいですよ。
他にも盛り上がるパーティーゲームなら「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。」
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