

ハウスメーカーは決定したけど、全然家づくりの手順が分からない…
家づくりってどこから始めればいいの?
こんな悩みを解決します。
家づくりは多くの人が間取りが最優先になりがちです。
しかし、理想の家を建てるためには間取りを最優先に考えない方が良いですよ。
この記事では、家づくりはどこから始めると失敗しにくいのかを紹介します。
この記事を読み終えると、家づくりの手順が分かり、ハウスメーカーとの打ち合わせもスムーズに進めやすくなりますよ。
家づくりの順序について
- 間取りを最優先しない方が良い理由
- 家づくりにおける制約について
- 間取り作成時にポイントについて
家づくりの順序について

結論からいいますと、家づくりは”土地選び”から始めてください。
そして、次は家の”配置”を決めてください。
そして、最後に”間取り”を決めます。
最優先で考えていた間取りは最後にしてくださいね。
なぜ、土地選びを家づくりの最初に行わなければいけないのか?
気になりますよね。
家づくりを料理に例えます。
素材良しベストな味付けの最高の料理を理想的な家とすると、それを載せるためのお皿である土地がなかったらどうなるでしょうか?
答えは明らかですね。
最高の料理(建物)が台無しになります。
そうならないために最初に土地選びから始めることが大切です。
広い土地を準備できれば、余裕をもって料理の飾りつけ(お庭)もできますね。
狭い土地の場合でも最初に準備しておけばそれに合った最高の間取りを考えることができます。
しかし、間取りを最優先で考えるとそうはいきません。
日当たりを犠牲にしたり、家からの眺めを諦めたりしなければなりません。
家づくりは何かを犠牲にして何かを得るものですが、家づくりの順序を間違ったばかりに本来得るはずだったものを失うのはとても勿体ないですよ。
家づくりは土地選びから始めると後悔のない家づくりのスタート地点に立つことができます。
家づくりは土地選びから始める
家づくりは順序を守る
- 土地選び
- 家の配置決め
- 間取り決め
土地選びの注意点

土地選びには、周辺の交通状況や近くのお店、近所付き合いは大丈夫そうかなど気にする点はあります。
しかし、それ以上に気を付けるべき点が2つあります。
- 建蔽率
- 容積率
の2つです。
- 建蔽率とは?
土地の広さに対する建物の広さの割合のこと
建築可能な面積 = 土地面積 × 建蔽率
建蔽率が50%の場合、40坪の土地には広さ20坪までの家を建てることができます。
- 容積率とは?
土地の広さに対する建物の延床面積の割合のこと
建築可能な延床面積 = 土地面積 × 容積率
容積率が70%の場合、40坪の土地には延床面積28坪までの家を建てることができます。
容積率の注意点として、土地の広さに対する延床面積という点がミソです。吹抜けや屋根裏は床として計算されないですよ。
この2つは法律で決まっているので、この2つを無視して家を建てることはできません。
あなたが建てたい住宅の坪数を事前に考えておいてください。
その条件を基に建蔽率や容積率を考慮して土地選びを行いましょう。
広い土地でも建蔽率や容積率が小さいと満足な大きさの家を建てることができなくなります。
建蔽率と容積率を考慮して土地選びを行う
土地選びの後は配置決め

土地選びの後は、家をその土地のどこに”配置”するかを決めます。
このときに重要なのは家の配置だけでなく、駐車場や庭などのスペースと日当たりや隣の家との距離感も同時に考えることです。
駐車場は必ず道路に隣接した場所に作る必要がありますね。
何台分駐車スペースが必要なのか、今だけでなく将来のことも考えてくださいね。

駐車場を家の横に作るのか?それとも駐車場の奥に家を作るのか?
これも結局土地がどのような形をしているかによって決まりますね。
”土地選び”の際に、その後の”配置”も考えれるとなお良しですね。
いっそのことビルトインガレージにしてしまうのも面白いですね。
庭の配置は日当たりの良い南側につくれるといいのですが、様々な事情でそうはいかないことが多いです。
また、庭は子どもの遊び場であったり、BBQをする場所であったりと多くの人が誤解しています。
それらは庭を作ったことによる副産物で、本来の庭の役割は家の中に光や風を取り込むための空間です。
隣の家との距離感が狭く日当たりが悪くなりそうな場合でも、庭を家と家の間に配置することで家の中へ光や風を取り込むことができます。
そのように考えると、必ずしも庭が南側である必要性はないです。
駐車場と庭の配置が決まるとようやく家の配置が決まります。
駐車場、庭、家のピースをうまく組み合わせることで土地の有効活用ができますね。
家の配置は駐車場や庭、日当たりなどを複合的に考えて決める
- 駐車場
- 庭
- 家
の順に配置を決めると良い
間取りを考える時のポイント

配置まで決まったので、最後にお待ちかねの”間取り”決めです。
家の配置まで決まっているので、間取りはほとんど決まったようなものです。
日当たりの良い方にリビングやダイニングを、日当たりの悪い方へトイレや浴室を配置します。

どうしても1階の日当たりが良くならない…
とお悩みの方はリビングを2階へ持っていくといいですよ。
思い切ってリビングを2階へ上げて、1階を寝室や水回りにしてしまうのです。
その結果、日当たりが良くなることはもちろん、窓からの眺めが良くなり、更にプライバシーも守られます。
間取りは無駄をなくすことが重要

限られた面積と資金で上手にやりくりするのが家づくりの面白さでもあり、悩みでもあります。
相当大きな家を建てる予定がない限りは間取りはどれだけ無駄をなくせるかが鍵になります。
間取りを考える上では様々な無駄があります。
- 収納の無駄
- 廊下の無駄
収納は良く考えずにとりあえずつけるのだけはやめてください。
その理由は⇩こちらの記事で説明しています。
廊下の役割は”移動用の通路”です。
廊下は間取りの上では非常にもったいなく、廊下を減らすことで他の部屋を広くすることができます。
各部屋同士を廊下でつなぐのではなく、
- 扉で部屋を分ける
- 効果的に壁を配置して独立したような部屋に見せる
しかし、建て主であるあなた自身が目的をもって廊下を作る場合は無駄ではありません。
無駄というのは考えなしに廊下を配置してしまうことです。
本棚を両側に配置し、まるで本に囲まれているような空間にするなど、考え方次第で廊下の有効活用はできます。
しかし、間取り作成の初期段階では廊下はなるべく少なくする方向でいきましょう。
部屋の配置は日当たりの良し悪しで決める
間取り作成では”無駄を減らす”ことが大事
まとめ:家づくりの基本の順序

家づくりは必ず”土地選び”から始めてくださいね。
間取りを最優先にすると、家の形が歪になったり、建蔽率や容積率の問題で目的の大きさの家が建てられないことがあります。
皆さんが家づくりの順序を守って、後悔しない家づくりが行えることを願っています。
また、これから家づくりを始める方は⇩こちらの本を読んでおくと家づくりの進め方の参考になりますよ。
後悔しない家づくりをするために

後悔しない家づくりを行うためには、”土地選び”もそうですが入念な準備が必要です。
しかし、仕事やその他の雑務で実際に家づくりにかける時間が無いのも事実です。

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